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第III相MARIPOSA試験アジア人集団において、ライブリバント®(アミバンタマブ)とラズクルーズ®(ラゼルチニブ)の併用療法が、EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺癌においてオシメルチニブ単剤と比較し、全生存期間の統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を達成

※本プレスリリースは、9月12日に米国本社にて発表したプレスリリースの抄訳版です。必ずしも日本の状況を反映したものではないことをご了承ください。本資料の正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先されます。本資料(英文)については、 こちらをご参照ください。

 

アジア人集団における全生存期間(中央値)は4年以上に達すると予測され、持続的なベネフィットを示すとともに、オシメルチニブ単剤を1年以上上回る見込み

EGFR遺伝子変異肺がんの有病率が最も高いアジア人集団において、1年以上の生存期間改善に貢献する初めてかつ唯一の一次治療における化学療法非併用レジメン

 

シンガポール(現地時間2025年9月11日)– Johnson & Johnson(以下「J&J」)は、本日、第III相MARIPOSA試験アジア人集団における全生存期間(Overall Survival: OS)の良好なトップラインの結果を発表しました。本試験は、局所進行性または転移性の非小細胞肺癌(non-small cell lung cancer: NSCLC)患者さんの一次治療として、ライブリバント®(一般名:アミバンタマブ〔遺伝子組換え〕 )とラズクルーズ®(一般名:ラゼルチニブ)の併用療法を評価したものです。対象は上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor:EGFR)遺伝子エクソン19欠失変異またはL858R置換変異を有する患者さんであり、EGFR遺伝子変異の頻度が他の地域より高いアジアにおいて、化学療法を用いない本併用療法は、事前に定められた最終的な副次評価項目であるOSを達成し、オシメルチニブ単剤と比較して統計学的に有意かつ臨床的に意義のある効果を示しました。全生存期間(中央値)は4年以上に達し、オシメルチニブ単剤を1年以上上回る見込みです。

アジアは世界で最もEGFR遺伝子変異を有するNSCLC患者さんが多い地域であり、その有病率は欧米の10~15%に対し30~40%と推定されています1。治療の進歩にもかかわらず、約30%の患者さんは二次治療に到達できず、最初の治療選択が極めて重要です2。診断から5年後に生存している患者さんは20%未満にとどまります3

Yonsei University College of Medicine Yonsei Cancer CenterのProfessor of Division of Medical OncologyであるByoung Chul Cho, M.D., Ph.D*は次のように述べています。「EGFR遺伝子変異を有するNSCLCは、他の地域と比較してアジア太平洋地域でより一般的に認められます。そのため、最初の治療の結果が特に重要です。疾患の進行が速く、また医療体制上の課題もあるため、多くの患者さんが二次治療に到達できません。したがって、最初の治療がその後の疾患経過を左右します。MARIPOSA試験アジア人集団の結果は、アジアの患者さんにおいてアミバンタマブとラゼルチニブを併用することで生存期間を大幅に延長できることを示しており、より長く生きられる可能性を患者さんに提供します」

NPO法人肺がん患者の会ワンステップの理事長である長谷川一男氏**は次のように述べています。「患者さんとそのご家族にとって、年単位での生存期間の延長は一緒に過ごせる時間が増えることを意味し、これまで手が届かなかった人生の節目に到達する可能性を意味します。MARIPOSAアジア人集団の結果は、進行が月単位でみられることの多かった疾患において、生存期間の延長が可能であることを示しており、大きな意義があります」

Johnson & Johnson Innovative Medicine Asia Pacific 腫瘍領域 バイスプレジデントであるAnthony Elgamalは次のように述べています。「全生存期間は最も重要な治療効果の指標であり、今回の結果は、一次治療におけるアミバンタマブとラゼルチニブのような治療革新の役割を改めて裏付けています。EGFRとMETを標的としつつ免疫細胞も活性化する3つの作用機序により、本併用療法はチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)治療にしばしば伴う耐性を阻止し、生存期間の延長をもたらします。中央値4年以上のOSが見込まれる今回の結果は、アジアの患者さんにとって重要なマイルストンです」

 

MARIPOSA試験について

MARIPOSA試験( NCT04487080)は、1,074人の患者さんを対象とした無作為化第III相試験であり、EGFR遺伝子変異を有するNSCLC患者さんの一次治療として、アミバンタマブとラゼルチニブの併用療法をオシメルチニブ単剤と比較評価しました。主要評価項目は、盲検下独立中央評価(BICR)による無増悪生存期間(PFS、RECIST v1.1ガイドライン§に基づく)でした。副次評価項目には、全生存期間(OS)、全奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、二次無増悪生存期間(PFS2)、および頭蓋内PFSが含まれました4

アミバンタマブとラゼルチニブ併用療法の安全性プロファイルは主要解析と一貫しており、長期追跡において新たな安全性シグナルは認められませんでした。第Ⅲ相及び第II相試験の結果からアミバンタマブ試験の結果からは、予防的措置を講じることで、皮膚障害、infusion reaction、静脈血栓塞栓症といった有害事象のリスクを低減できる可能性が示唆されています。

アジア人集団における全生存期間の結果は、今後開催される学会で発表される予定です。アミバンタマブとラゼルチニブの併用療法は、グローバル第III相MARIPOSA試験の結果に基づき、EGFR遺伝子変異を有するNSCLC患者さんの一次治療として、米国、欧州、ならびに日本、中国、オーストラリア、韓国、台湾を含むアジア太平洋地域において承認されています5,6,7

 

ライブリバント®について

ライブリバント®は、EGFR及びMETを標的とし、免疫細胞を介した作用もある完全ヒト型二重特異性抗体であり、米国食品医薬品局(FDA)が承認した検査によりEGFR遺伝子エクソン19欠失変異又はエクソン21のL858R置換変異が検出された局所進行性又は転移性NSCLC成人患者さんの一次治療として、ラズクルーズ®との併用について、 米国欧州のほか、その他の複数の国や地域において承認を取得しています。

ライブリバント®は、FDAが承認した検査によりEGFR遺伝子エクソン20挿入変異が検出された局所進行性又は転移性NSCLC成人患者さんにおいて、プラチナ製剤による化学療法の実施中又は実施後に病勢が進行した場合の単剤療法として、 米国欧州のほか、その他の複数の国や地域において承認を取得しています。

ライブリバント®は、FDAが承認した検査によりEGFR遺伝子エクソン20挿入変異が検出された局所進行性又は転移性NSCLC成人患者さんの一次治療として、化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセドナトリウム)との併用について、 米国欧州のほか、その他の複数の国や地域において承認を取得しています。

ライブリバント®は、EGFR遺伝子エクソン19欠失変異又はL858R置換変異を有する局所進行性又は転移性NSCLC成人患者さんにおいて、EGFR TKIによる治療の実施中又は実施後に病勢が進行した場合の治療として、化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセドナトリウム)との併用について、 米国欧州のほか、その他の複数の国や地域において承認を取得しています。

日本国内では、ライブリバント®EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCの治療薬として2024年9月に承認されています。また、ライブリバント®とラズクルーズ®の併用療法は、EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCに対する一次治療として、2025年3月に承認されています。更に2025年5月、ライブリバント®EGFR TKI単剤療法後に増悪したEGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発のNSCLCに対し、化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセド)との併用療法として承認されました。

 

ラズクルーズ®について

2018年、ヤンセン・バイオテック社はYuhan Corporationと、ラズクルーズ®(韓国ではLECLAZAとして販売)の開発に関するライセンス契約および業務提携契約を締結しました。ラズクルーズ®は、変異がない野生型のEGFRは標的とせず、T790M変異と活性化EGFR変異の両方を標的とする、経口EGFR TKIです。第III相LASER301試験におけるラズクルーズ®単剤療法の有効性及び安全性の解析結果は、2023年に The Journal of Clinical Oncology で発表されました8

 

非小細胞肺がん(NSCLC)について

世界的に見て肺がんは最もよく知られているがんの1つであり、すべての肺がんのうちNSCLCは80〜85%を占めます9,10。NSCLCの主なサブタイプには、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんがあります。NSCLCにおける最も一般的なドライバー遺伝子変異は、細胞の増殖や分裂をコントロールする受容体型チロシンキナーゼであるEGFR遺伝子の変異です11。組織学的サブタイプが腺がんであるNSCLCの場合、欧米人患者さんの10〜15%、アジア人患者さんの40〜50%にEGFR遺伝子変異が認められます12,13,14,15,16EGFR遺伝子エクソン19欠失変異又はEGFR遺伝子L858R変異は、EGFR遺伝子変異の中で最も一般的な変異です17EGFR遺伝子変異を有する進行性NSCLC患者さんでEGFR TKIでの治療歴のある患者さんの5年生存率は20%未満です18,19EGFR遺伝子エクソン20挿入変異は、3番目に多いEGFR遺伝子を活性化する変異です20。実臨床におけるEGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する患者さんの5年生存率は8%であり、EGFR遺伝子エクソン19欠失変異又はEGFR遺伝子L858R置換変異を有する患者さんの19%と比べ低い値となっています21。比較として、乳がんや前立腺がんなどの他の一般的ながんでは、実臨床での5年全生存率はそれぞれ90%、97%となっています22

 

用語の説明:

* Byoung Chul Cho, M.D., Ph.Dは、J&Jのメディア活動(本プレスリリース)にご協力いただいておりますが、報酬は発生しておりません。

** 長谷川一男氏は、J&Jのメディア活動(本プレスリリース)にご協力いただいておりますが、報酬は発生しておりません。

§ RECIST(バージョン1.1)とは、固形腫瘍に対する治療効果を評価するための基準(Response Evaluation Criteria in Solid Tumors)のことであり、腫瘍が縮小するか、変わらないか、大きくなるかに基づいて評価する標準的な方法です。

 

Johnson & Johnson について

Johnson & Johnsonは、健康こそすべてだと考えています。ヘルスケアイノベーションにおける私たちの強みが、複雑な病を予防、治療、治癒し、治療をよりスマート化した、低侵襲なものに進化させ、一人ひとりの患者さんに合ったソリューションを提供することができる世界を築く力になります。Innovative MedicineとMedTechにおける専門性を生かし、将来の飛躍的な進化に向けてヘルスケアソリューションの幅広い領域でイノベーションを推し進め、人々の健康に大きなインパクトを与えていきます。

 

日本におけるJohnson & Johnson Innovative Medicine について

Johnson & Johnson Innovative Medicine は、米J&Jグループにおける医療用医薬品事業の名称です。日本では、1978年の設立以来、これまでヤンセンファーマ株式会社として、患者さんの治療に貢献する多くの医薬品をお届けしてきました。私たちは、アンメットニーズに基づく開発戦略のもと、注力疾患領域―がん、免疫疾患、精神・神経疾患、心・肺疾患における学術および情報提供活動を強化しながら、私たちの薬剤を必要とする全ての患者さんが適切なタイミングでベストな治療を選択するための活動を続けています。Johnson & Johnson Innovative Medicineは、今後も医療の未来を切り拓き、日本の患者さんに革新的な医薬品をお届けしていきます。

Johnson & Johnson Innovative Medicineに関する詳しい情報は innovativemedicine.jnj.com/japan/をご覧ください。

 

将来に関する記述

このプレスリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、製品開発及びライブリバント®及びラズクルーズ® の潜在的なベネフィット及び治療影響に関するものです。お読みの際には、これらの将来の見通しのみに依拠しないよう、ご注意ください。これらの記述は、将来の事象に関する現時点での予測に基づいています。

基礎となる前提が不正確であると判明した場合、あるいは既知もしくは未知のリスクや不確実性が現実化した場合、実際の成果は、Janssen Research & Development, LLC、Janssen Biotech, Inc.及び/又はジョンソン・エンド・ジョンソンの予測や見通しと大きく異なる可能性があります。

リスクと不確実性には、これらに限定されるものではありません。臨床的成功及び規制当局の承認取得の不確実性をはじめとする製品の研究開発に伴う課題や不確実性、商業的成功の不確実性、製造上の問題又は遅延、競合他社による特許取得、新製品開発、特許に対する異議申し立て、製品回収又は規制当局による措置につながる可能性、製品の有効性又は安全性に関する懸念、ヘルスケア製品及びサービスの購入者の行動や支出パターンの変化、世界的な医療改革などの適用される法律や規制の変更、医療費抑制への動きなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらのリスクや不確実性、その他要因の詳細と一覧については、最新の会計年度のForm10-Kに基づくジョンソン・エンド・ジョンソンの年次報告書の「将来予測に関する記述に関する注意事項(Cautionary Note Regarding Forward-Looking Statements)」、や「リスク要因(Item 1A)」のセクション、又はジョンソン・エンド・ジョンソンの四半期報告書(From 10-Q)及び証券取引委員会へのその他の提出書類をご参照ください。

これら書類は、オンライン( www.sec.gov, www.jnj.com)でご覧いただくか、もしくはジョンソン・エンド・ジョンソン宛てにご請求ください。Janssen Research & Development, LLC、Janssen Biotech, Inc.及び/又はジョンソン・エンド・ジョンソン及びジョンソン・エンド・ジョンソンは、新たな情報や今後の事象・変化などに基づいて、将来予測に関する記述を更新する義務を負いません。

 

【本件に関するお問合せ先】

Johnson & Johnson Innovative Medicine

コミュニケーション&パブリックアフェアーズ部

E-mail: JP-PR@its.jnj.com

 

参考文献

1. Zhang YL, Yuan JQ, Wang KF, et al. The prevalence of EGFR mutation in patients with non-small cell lung cancer: a systematic review and meta-analysis. Oncotarget. 2016;7(48):78985-78993. doi:10.18632/oncotarget.12587

2. Roeper J, et al. Risk of not receiving 2nd line therapy is high in EGFR mt+ pts: Real world data of certified lung cancer centers on treatment sequence in EGFR mt+ pts. J Clin Oncol. 2018;36(suppl):e21220. doi:10.1200/JCO.2018.36.15_suppl.e21220

3. Sabari JK, Yu HA, Mahadevia PJ, et al. Overall survival in EGFR-mutant advanced non–small cell lung cancer treated with first-line osimertinib: a cohort study integrating clinical and biomarker data in the United States. J Thorac Oncol. Published online May 2, 2025. doi:10.1016/j.jtho.2025.04.010

4. ClinicalTrials.gov. A Study of Amivantamab and Lazertinib Combination Therapy Versus Osimertinib in Locally Advanced or Metastatic Non-Small Cell Lung Cancer (MARIPOSA). https://classic.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04487080. Accessed September 2025.

5. Girard, et al. Preventing Moderate to Severe Dermatologic Adverse Events in First-line EGFR-mutant Advanced NSCLC Treated with Amivantamab Plus Lazertinib: Early Success of the COCOON Trial. 2025 European Lung Cancer Congress. March 27, 2025.

6. Spira AI, et al. Preventing infusion-related reactions with intravenous amivantamab—results from SKIPPirr, a phase 2 study: a brief report. J Thorac Oncol. 2025;20(6):809-816.

7. Leighl N, et al. Subcutaneous Versus Intravenous Amivantamab, Both in Combination With Lazertinib, in Refractory Epidermal Growth Factor Receptor-Mutated Non-Small Cell Lung Cancer: Primary Results From the Phase III PALOMA-3 Study. J Clin Oncol. 2024;42(30):3593-3605.

8. Cho BC, et al. Lazertinib versus gefitinib as first-line treatment in patients with EGFR-mutated advanced non-small-cell lung cancer: Results From LASER301. J Clin Oncol. 2023;41(26):4208-4217.

9. The World Health Organization. Cancer. https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/cancer. Accessed September 2025.

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11. Oxnard JR, et al. Natural history and molecular characteristics of lung cancers harboring EGFR exon 20 insertions. J Thorac Oncol. 2013;8(2):179-84. doi: 10.1097/JTO.0b013e3182779d18.

12. Bauml JM, et al. Underdiagnosis of EGFR Exon 20 Insertion Mutation Variants: Estimates from NGS-based Real World Datasets. 2021 World Conference on Lung Cancer Annual Meeting; January 29, 2021.

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14. Burnett H, et al. Epidemiological and clinical burden of EGFR exon 20 insertion in advanced non-small cell lung cancer: a systematic literature review. 2021 World Conference on Lung Cancer Annual Meeting; January 29, 2021.

15. Zhang YL, et al. The prevalence of EGFR mutation in patients with non-small cell lung cancer: a systematic review and meta-analysis. Oncotarget. 2016;7(48):78985-78993.

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18. Howlader N, et al. SEER Cancer Statistics Review, 1975-2016, National Cancer Institute. Bethesda, MD, https://seer.cancer.gov/csr/1975_2016/, based on November 2018 SEER data submission, posted to the SEER web site.

19. Lin JJ, et al. Five-year survival in EGFR-mutant metastatic lung adenocarcinoma treated with EGFR-TKIs. J Thorac Oncol. 2016;11(4):556-65.

10. Arcila, M. et al. EGFR exon 20 insertion mutations in lung adenocarcinomas: prevalence, molecular heterogeneity, and clinicopathologic characteristics. Mol Cancer Ther. 2013; 12(2):220-9.

21. Girard N, et al. Comparative clinical outcomes for patients with NSCLC harboring EGFR exon 20 insertion mutations and common EGFR mutations. Abstract presented at: World Conference on Lung Cancer Annual Meeting; January 29, 2021; Singapore.

22. Surveillance, Epidemiology, and End Results (SEER) Program, National Cancer Institute, 2024.